北極星より愛をこめて

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海中をまるで空を飛ぶ鳥の如く泳ぎ、イワシを網に追い込んでいる影がひとつ。クーである。 【今日は大漁だぜ🎵】 網に入った大量のイワシに上機嫌なクーは勢いよく陸にあがった。 「貴方だけじゃ大変そうね?」 見上げるとそこには、長老の娘『ミヤ』が居た。 「ミヤ⁉こんな所に来たら危ないじゃないか💦」 彼女はクーの前まで歩み寄ると網を引き始めた。 「何かあったら貴方が助けてくれるでしょ?」 イタズラっぽく笑う彼女にクーは顔を赤らめる。 クーにとって彼女は唯一の友達であり幼馴染み、そして憧れの女性なのである。
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