北極星より愛をこめて

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「スノー・クィーン…伝説の魔女…。」 スノー・クィーンとは、スノー・シェルの大地を創造し守護する土地神。無論、実在するなど誰も思ってはいない。 しかしこの不可思議な卵には、それを匂わす何かを感じずにはいられない。 二人の間に沈黙が流れる。その時であった。 「ミヤ💥」 なんと言うことだ、カインの娘『ミヤ』が卵をつついているではないか。 コツンコツン…パリン💥 哀れ、無情にも殻にはひびが入ってしまった…。 「手遅れか…。」
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