アレオル大陸 その1

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場所はアレオル大陸にある小さな港町。 1人で海を眺めてボーッとしている、髪も目も白の青年がいた。 「あ~あ、なんかもう……全てがめんどくせぇ……」 そんな面倒くさがりの彼の名は『ラブッド・ゲッター』。 こんな彼にも考えることはたくさんある。 「長い時間寝てたからなぁ……。朝の手伝いはサボれたかな? でも……この腹の減り具合からすると、まだ11時くらいかな。てーことは、まためんどくせぇ奴が来るじゃねぇか……」 と、まあ、あるんだよ。こいつにも考えることが。『めんどくせぇ』が常に思考の真ん中にあるけども……。
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