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城下町
階段を降りると一人の男が立っていた…
???>よぉミライ!お前相変わらずやる気ない顔してんな
いきなり話しかけてきた男はニタニタ笑っている
ミライ>あぁなんだお前か…
(あぁコイツウゼェから嫌いなんだよなぁ)
男>なんだはねぇんじゃねぇ?ミライさぁマジ俺の事きらいやろ?
ミライ>嫌いよ
(わかってんなら聞くなよへこむだけのくせに、相変わらず空気の読めん男やけね)
お前と呼ばれた男は少しイラっとしたが言いかえす事は無かった
ミライ>じゃぁね、忙しいけ
そう言うとミライは急いでオカバの元へ向かった…
街は活気に溢れ沢山の商人が露店を出している
商人>やぁミライ調子はどうだい?
ミライ>まぁぼちぼちやね
商人>あっそうそう、良い品が入ったけどどう?炎来の籠手って言うんだけどなんでもこれを着けてると炎系魔術を使っても大丈夫って話しさ
ミライ>マジ!?
ミライは水と聖に属している為はっきり言って炎系の魔術は苦手だった
さっきの授業で見せた炎術もカッコイイから無理矢理覚えただけで実際の威力の10分の1くらいしかなかったのだ
ミライ>あぁ欲しいなぁ…
どうしよっかなぁ
あぁ迷うぅ…
ミライは悩んでいた
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