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アスカと呼ばれた女はこの街にある唯一の酒場の経営者
見た目は痩せていてスタイルは抜群だ
バー経営者だけあって良く喋るが同じように聞き上手でもある
ミライ>今日は久々にオカバと飲むぞ!
っとその前に花屋に寄らなきゃ
オカバの誕生日なんもしてないや
ミライは石畳の路地を逸れて小高い丘を目指した
タタタタタタッヨッと
ミライ>ハァハァ…フゥ
あ〰やっぱここ癒されるぅ
そこは丘一面に花が咲き誇り穏やかな風に花が嬉しそうに揺れていた
ミライ>おぉいアヤァ!
アヤはここで花屋を営んでいて暇を見つけては裁縫をする
それを街に売りに出て生計を立てていた
アヤ>今日はどうしたの?
ミライ>オカバにねぇ花をプレゼントしようと思ったんよね
何がいいやか
アヤ>オカバさんがどんな人かわかゎないからなぁ…
今売れてるのは月影の蘭かな
ミライ>月影の蘭?なんそれ?
アヤ>夜月明かりが遮られた瞬間にしか咲かない花だよ
ミライ>そうなん?そんなんあるんやぁ!
じゃあそれがいいな
アヤ>わかった!じゃあ包んでくるね
そう言うと店の奥へとアヤは入っていった
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