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嘘?本当に?冗談??
夜ある番組で夫婦の危機を題材にした再現ドラマを見ていた時の事。
字幕で夫婦の亀裂(きれつ)と書いてあるのを見て旦那が
「夫婦の亀裂(かめれつ)だ」
と読んだ。
一瞬耳を疑った。
冗談でしょ!?笑
「今何て?」
「だから亀裂(かめれつ)」
嘘?!でも顔はマジ
本当にかめれつなのか?
くどいくらい確かめる
「かめれつだろ!馬鹿にしとるんか?」
確かに亀裂(かめれつ)とも読めない事はない。
でも…
機嫌をそこねないよう
「これは亀裂(きれつ)だよ」
「亀裂(きれつ)?」
まるで今初めて教えてもらったような…
本当に知らなかったんだ
驚きはまだあった。
雑誌を見ていた旦那がある文を指さし悩んでいる。
欲しい物があるのか?どれにしようか迷ってるのか?と思って見ていると…
「おい!葉書(はしょ)でお願いしますって…はしょ!って 何?」
何?今何て読んだ?
また耳を疑うが顔はマジ
おまけに
「葉書(はしょ)なんて知らんよなぁ」
私の眉間にシワがよる。
亀裂(かめれつ)の次は葉書(はしょ)かい
これははがきと読む事を教えると
「また字を覚えた。有難う」嬉しそうだ
こんな事でお礼を言われたのも初めてだ。
いったい旦那の頭の中はどうなっているのか?
あれから5年以上経った今改めて書いて聞いてみた。
「亀裂は?」
「かめれつ」
「葉書は?」
「はしょ」
笑って答える。
もう返す言葉は無い!
悪いが間違いだと言う気になれない。
でも亀裂(きれつ)だけは覚えておいた方が、いいんじゃない?
今後の為にも……(笑)
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