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俺はいつも通りサバンナの大地を歩いていた。
狩りをするわけでもなく、何か用があるわけでもなく。
当然すれ違う動物達は自分を避けるようにして通り過ぎていく………
毎回のことではあるが、その都度心苦しい。
「この姿に生まれた以上しかたないよな………」と自分で自分を励ますもあとには寂しさが心にうずめく。
そんな思いを募らせていると先のほうに吊橋が見えた。
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