弟三章

2/7
前へ
/62ページ
次へ
『…くーん!』 誰もいない公園に一人、女の子がいた。その視線の先には男の子が一人。 『…くんは?』 『まだなの。…はいっつも遅いから。』 その二人の元に一人の男の子が走ってくる。 『ごめん!遅れた!』 『…遅い!』 『まあまあ…ちゃん、そんなに怒らないの。とりあえずいこ?』 三人は仲良く手を繋ぎどこかへ消えていった。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加