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『もう行っちゃうの…?』
『うん…。』
『なんで転校なんか…。』
三人は男の子の家の前にいる。そこには大きなトラックが止まっていて沢山の荷物を積んでいた。
『ごめんね。でもきっとまた会えるよ。』
『そんなのわかんないよ…。』
『…絶対会えるよ。それに二人は大丈夫!』
『なんでだよ!』
『いつかわかるよ、僕がいなくても二人は大丈夫。』
男の子はそういうと車に乗り込んだ。
『大丈夫。僕にはわかるから…。』
『そんな…。』
『じゃあ約束、僕が帰ってくるまで二人ともいなくならないこと。』
『わかった。だから絶対帰ってこいよ?』
『うん、わかった。』
そういうと車は発進した。二人はただ立ちすくんでいた。
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