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‐屋上‐
智「洋祐…。」
屋上にいたのは洋祐だった。竜太郎はいなかった。
智「あたし用事あるから…。」
智香はそういい残すとその場を去ろうとした。
洋「智香!」
智「な、なに…。」
洋「俺…智香が好き。」
洋祐がそういうと智香は足を止め振り向いた。
智「…ありえない。うそだよね…?だってあたしたちただの幼馴染だよ…?」
洋「でも…!」
智「ありえないの!あたしたちはただの幼馴染なの!」
智香がそういうとしばらく二人は黙り沈黙が続いた。
洋「…わかった。俺たちはただの幼馴染なんだもんな。じゃあそれでいい。」
智「え…。」
そういうと洋祐は屋上を出て行った。智香はなぜか悲しそうな顔をしていた。だが本人も気付いてはいなかった。
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