第七章

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智「どうしたらいいんだろ…」 竜太郎が好き…だと思う。他に好きな人はいない。智香は自分が本当に好きなのは誰かまだわからずにいた。時間も遅いのにまだ眠ることができなかった。 智「はぁ…(竜太郎以外思いつかないよ…)」 メール画面を開いたケータイを握り締め俯いていた。宛先には田代洋祐と表示されていた。 智「だめだよね…」 静かにケータイを閉じる。なぜ洋祐にメールを打とうとしたかはわからない。でも誰よりも先に洋祐の名前が浮かんだのだ。
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