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『え…は違う中学校行くの…?』
少女が少年に話し掛けていた。
『ごめん。でもいなくなったりはしない…。それがアイツとの約束だからな!』
少年はニッコリと少女に笑いかける。少女もすぐに明るくなる。
『じゃあ高校は同じところ行こうね!約束だよ?』
『おう!光也のためにもな!』
あのとき転校した少年の名前は光也。
『じゃあそれまでお別れね。』
二人は帰ろうとしていた。
『またな、智香。』
『ばいばい、洋祐。』
二人は振り向かずにそれぞれの道を歩き始めた。
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