第二章

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授業も終わり休み時間になった。智香は遅刻してきた田代洋祐をじっと見つめしばらくたち相手の元にいった。 智「あの…。」 洋「はい!?」 智「田代洋祐…?」 智香がそう聞けば洋祐は不思議そうな顔をし質問に答える。 洋「そうだけど…。」 智「本当!?あたし、小山内智香!」 智香が名乗ると洋祐は一瞬固まりそのあとすぐ驚いた顔をした。そしてすぐに聞き返す。 洋「もしかしてあの智香か!?」 智「幼なじみだったじゃん…。」 洋「覚えてるから…お前みたいに馬鹿じゃないし。」 洋祐はふざけ半分呆れ半分の顔をしていた。 智香はそんな洋祐の表情にさ 少し怒りを覚えていたが最後の洋祐の言葉に反応しムッとした。 智「今と昔は違うんですー!」 洋「本気にしてるし…本気に馬鹿だなー。」 洋祐はずっと智香を馬鹿にし 智香はずっと洋祐に怒っていた 洋祐は俗に言うイケメンってやつだ。勉強もそこそこできる。だが女子に恋愛対象として見られることは少ない。ちなみに男友達は多いようだ。
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