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『奈美 疲れてる⁉』
まっつんが心配そえに聞く
私は久しぶりに会う友達にでさえわかる程に疲れた顔をしているのかとショックだった
『…うん…ちょっと…』
私は 久しぶりに会って気が抜けたのか全て話しをしてしまった
今まで誰にも言えなかったから…
『あ~ぁ…どっか時給良くて日払いの仕事ないかな~』
私はテーブルにうずくまりぼやいた
まっつんは平然とした顔で
『あるじゃん 水商売』
っと私を見ながら言った
『夜なら旦那に子供見て貰う事出来るでしょ⁉』
まっつんはお茶を飲みながら私に言う
『…水商売ねぇ~』
私は少し考えた
確かに時給は良いし日払いも出来る…だけど…
『私した事ないから…』
出来るかどうかが心配だった
『スナックなら大丈夫じゃない⁉普通にお客さんとお酒飲みながら話しする 奈美はお喋り好きな方でしょ⁉』
確かに人と話す事は好き お酒も好きだけど弱い…
『旦那が嫌がるよ…』
『…だよね…』
『まぁ 何か捜してみるよ まっつん有難う』
その後は子供の話しをしながらお茶を飲んでいた
久しぶりに会って正解だった
色々溜め込んでいた物を聞いて貰うだけで暗い気持ちが明るくなった気がした
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