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「姉ちゃ~ん❗」
十にも満たない少年が雲に乗って手を振っている
「ライタ❗次は湖の水を巻き上げるわよ❗」
フウカが叫び唇に人差し指を添えた
「ホワイトブレス(突風)」
すると風が吹き出し湖の水が上空に舞い上がる❗
フウカの目の前に広がる花畑と森に舞い上がった水が降り注ぐ
「ライタ❗弱い雷で電気を流して✌」
「OK👍 《雷神の鼓動》」
ライタの乗っていた小さな雲から細かい稲光が降り注ぐ
「これで草木が元気になるわ😃」フウカが微笑んだ
「ライタ❗帰るわよ」
「オーッ❗」
ライタが悪戯っ子のような笑いを浮かべた
ビューッ❗❗❗
ライタがフウカの足元を勢いよく駆け抜けるとフウカのスカートがヒラリとめくれ上がり慌てて手で押さえた
「コラーッ❗エロガキ❗😡」
「へへ😃」
ライタがしてやったりの顔をしながら
「先に帰ってるよ✌」
雲に乗ったライタはそのまま飛んでいった
「もう❗マセた子なんだから😃」
フウカは怒っているのだがなぜか笑っていた
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