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どうしようかとデレラが悩んでいると、形容し難い効果音と共に一人の男の人が現れました
「誰だ?お前」
「魔法使いでーす」
「は?不法侵………っあー!!?」
「!?」
唐突に現れた魔法使いにガンを飛ばしたかと思うと、デレラは魔法使いを突き飛ばしながら叫びました
「てめぇこの野郎!!掃除したばっかなのに汚れちまったじゃねぇか!」
魔法使いの靴跡で汚れた床を指差しながら、デレラは魔法使いの胸倉を掴み上げました
しかし魔法使いはその程度では怯みません
「あっ、そーなの?ごめんねー」
そう言い魔法使いが指を動かすと、床はみるみる綺麗になっていきました
流石にこれにはデレラも目を丸くして魔法使いから手を離してしまいました
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