序幕『始まり』

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教室のドアが少し開いていた。 顔を覗かせてみた。 そこには身体を震えさせながら泣いている日高藍がいた。 泣いている人に失礼かもしれないが日高は綺麗だった。 黒真珠のようにつぶらな瞳。 シルクのように白い肌。 鼻も高くて美人という言葉が似合う。
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