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「僕はケビン。ってことになってるけど……」
一同は少年の言ってる意味がよく解らなかった。
「本当の名前が解らない、いや、思い出せないんだ」
一同は驚愕した。
「それで、ルーシーが名前を付けてくれたんだ」
ルーシーと言われた妖精は、ケビンの懐から顔を出した。
「ねぇ、ケビン。ウル・ドランを案内してあげたら? 宿探しも兼ねてさっ」
「そうだね。皆着いて来て!案内するよ」
そして、一同は家を後にした。
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