Chapter:A.2【ウル・ドラン】

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「僕はケビン。ってことになってるけど……」 一同は少年の言ってる意味がよく解らなかった。 「本当の名前が解らない、いや、思い出せないんだ」 一同は驚愕した。 「それで、ルーシーが名前を付けてくれたんだ」 ルーシーと言われた妖精は、ケビンの懐から顔を出した。 「ねぇ、ケビン。ウル・ドランを案内してあげたら? 宿探しも兼ねてさっ」 「そうだね。皆着いて来て!案内するよ」 そして、一同は家を後にした。
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