第1章

10/14
前へ
/14ページ
次へ
ドアの音がした。 あの男……… いや…生ゴミが帰ってきたのだろう……… 「もしかして…電気止まってる?」 私のいる部屋に入ってきて気だるい感じに話しかけてきた。 「…………」 「………めんどくせぇ…………」 パシャ!!!!!!! 薄暗い部屋の蝋燭の前に座る私の頭に水をかけられた。 電気を止まるのは生活費がないから。 怒りを込めて立ち尽くしている夫を睨みつけると、夫は腕も足も頭も別々に空中に浮かんでいた。 .
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加