放課後

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放課後

社交性1、向上心1僕の人生の通信簿 発想力1、ざっとオール1君のトコだけ「よくできました」 パっとするものもなく ドコのクラスにもいるよぅな 普通な僕の隣りにはいつも笑い声あげる君がいました   チャイムがなる帰り道 遠回りして君を送った道 この場所もあの店も 君への想いもあのときのまま   思い出は部屋の片付けを してるときだけ思い出せばいいなんて 都合よすぎる 掃除する前も掃除した 後も片付けられない山ほどの 想いがくすぶる     写し鏡みたぃに怒り泣き合い笑ってた 急に悲しい顔をしては小さな失敗でヘコんでいたね 移り変わるときの中で霞むことなぃ2人のとき でも少しずつ色褪せてゆくセピア色の輝いたころ   チャイムが鳴る帰り道 繋いだ手夕暮れに写され 途切れるコトのなぃ1つの影も 声も笑顔も今では半分   君と過ごしたときの中で 教えてもらったたくさんの ありがとぅの意味 そのどれを使うべきか解らず はたまたタイミングを掴む前に 儚く消えゆく     思い出はいつも部屋にある 見付けだすのも掘り起こすのも 簡単なこと 思い出を探すコトもなく 君のことを想い続ける 思い出なんかにしない   思い出は部屋の片付けを してるときだけ思い出せばいいなんて 都合よすぎる 掃除する前も掃除した 後も片付けられない気持ちが 宛もなくくすぶる   下校チャイムが鳴り君を残し 僕だけを運んでいくいつもの日々 2人歩いた道 数え切れない涙よりも 1つでも多く君に届ける たくさんのありがとぅ  
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