短編2◆゚.+

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            「オーロラでないかな…」       まだまだ寒いこの季節、暗い星明かりだけが照らす部屋に小さな子供が2人いた。         「ここじゃむりだよ。もっと寒いとことかにいかないと…」       男の子がそう答えると、オーロラを見たがっている女の子は残念そうな顔をした。       それでも、女の子は星空を見上げる。     「にじみたいなきれいなオーロラ見たかったな…」       男の子は困って、どうしようかと白くて薄いカーテン越しに星空を見上げ考えた。           「あ!ここにもオーロラがあるよ!」       すると、風でカーテンがふわりと揺れて、                         星のカーテン     (ほんとうだ!きれい…) (大きくなったらほんもののオーロラ見にいこうね) (うん!!)  
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