夜の鬼ごっこ

3/3
前へ
/7ページ
次へ
僕「じいちゃん!スタンドだよ!スタンドがあっ…」   じいちゃんは、いきなり僕の頭を殴った。   556「…小僧…死にたくなかったら喋るな…そして、よーくスタンドを見るんだ…」   僕は、じいちゃんの言われた通りスタンドを凝視した。   僕「!?」   スタンドにはドイツ兵らしき輩が5人くらいはいた。   556「いいか…小僧…俺が正面にいるドイツ兵共を仕留める…小僧は俺が指示した道を走れ…」   僕「死ぬかもしれないじゃないか…できないよ…」   556「大丈夫だ…小僧の足が遅くなければな。行かないなら、小僧とは、ここでお別れなだけだしな。 いいか?俺が銃を撃ったら、とにかく走れ!わかったか?よし行け!」   僕「……」   僕は、泣きそうになりながら指示された場所に向かった。   556「さて…どのジェニファーちゃんから…壊してやろうか…」   パスゥーン… 高く重い7・62の音が聞こえた。 僕は音が聞こえたと同時に走りだした。 どうやらドイツ兵達が僕を見つけたらしい…僕に向かって銃を撃ってきている。 パスゥーン… 僕は指示された道を必死に走った。   556「小僧とソーセージファシスト共の鬼ごっこが始まったな…楽しいなー…」
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加