【待ってるから】

2/2
前へ
/14ページ
次へ
  ねぇ…君が僕に 言おうとした言葉は 一体何だったの? 君の気持ちを 分かってあげれなくて 本当にごめんね…。 でもね、僕も僕なりに 一生懸命君のこと 考えてたんだよ…。 君が辛いなら 僕が支えてあげたい… 君が寂しいなら 僕が側に居てやりたい… 君が笑うなら 僕が笑わせてあげたい。 これでもまだ… 僕のこと信じられない? 何が不安? ねぇ…だったらその不安を 僕に聞かせてよ…。 君を助けたいんだ… この気持ちに嘘は無いよ。 だから信じて欲しい。 もっと僕のこと 頼ってくれていいんだよ? 君は僕に言ったね… 『もっと私のこと分かって』 って──…。 ごめん…正直な話 いくら考えても 答えが出てこないんだ。 下手すれば自惚れ… 下手すればお節介… 君の気持ちは 君だけのもので 僕はそれを大事にしたい。 君も僕も少しだけ… 答えを出すことに 焦り過ぎたのかも知れない…。 僕から君に送る最後の言葉は… 『待ってるから。』  
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

116人が本棚に入れています
本棚に追加