第2話

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明日に備えて早い就寝についた大和と詩織だったが自室で渚は明日の遊園地が楽しみでなかなか寝付けずにいた。 ガタッ 表で物音がしたのに気付いた渚は窓から下を覗き人影を目撃するが暗くて鮮明には見えなかった。 (お客さんも寝れないのかな?) 日常的に人の出入りがあるペンション育ちがゆえに夜の散歩をするお客さんと思い、また布団に潜り込んだ。 やがて渚も眠りについた。 午前4時 普段はおばさんがバイクで来るのにこの日は車で現れ、ポストに新聞を入れて去っていった。 一面の見出しには『連続強盗殺人犯、護送車より逃亡!🌕🌕県🌕🌕市』 正にこの場所だった。
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