Second Contact

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アキラとマオの再会は案外と早いものだった 「おはよう、マオ」 いつも通り路地で寝ていたマオ そのマオに笑いかけるアキラ アキラに威嚇する周りの猫達 ―………なんで、此処に居るの……― それは、マオの素直な感想だった 「……ろくにまともな物食べてないだろ?はい、これ」 威嚇する猫を気にする風もなくマオの隣へ座ると、持っていた紙袋からパンを取り出し差し出した マオは威嚇する猫達を制するとパンを受け取り、一度アキラを見てから一口それを食べた ニコニコとその様子を楽しそうに眺める .
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