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その日もマオは、いつもと変わらず一日を過ごした
一日の大半を猫と過ごし
ご飯を少し分けてもらい
【痛み】に堪えていく…
それでも時折浮かぶのは、アキラの顔
―………なんで僕なんだろう…―
「ンナァーゴ」
ぼんやりと空を眺めると猫が不機嫌そうに鳴く
「………ごめんごめん……」
一匹猫を抱き上げると優しく撫でてやった
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