Nameless

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『………いや……嫌よ………元に戻って――…!!』 「…っ…!?」 目が覚めると、辺りは既に暗かった 変わらないベットの感触に寄り添って眠る猫達 ―………夢、…か……― ゆっくりと体を起こすと、自分が汗をかいていることに気付いた 服の袖で汗を拭っていると扉の開く音がした 「………起きたんだね」 扉を通して入ってくる光に目を細めるとアキラが微笑みながら入ってきた 「……汗、かいてるね……ご飯出来てるけど、先に風呂に入るかい?」 マオに近寄ると優しく頬を撫でながら言う 「………いえ、食べます」 答えるとマオはベットから降りた 「…………それじゃぁ行こうか」 微笑みマオの手を引くと起きた猫達と共にダイニングへ向かった .
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