Prologue

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路地の奥の奥 少し開けた場所に少年は横たわった 「ンナーゴ」 一匹の猫が、少年の顔に擦り寄る それを合図かのように、何処からか幾匹もの猫が現れ少年の周りに集まった 「お前達の痛みは分からないのにな…」 最初に擦り寄ってきた猫を撫でながら呟くと、少年は静かに目を閉じた .
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