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音のした方を向けば、そこに居たのは
「………アキラさん」
申し訳なさそうな顔をした、アキラが立っていた
治まりつつあった痛みが、また疼き始める
「………どうしても、言いたいことがあって……えっと、……」
「……マオで、良いです」
マオは、ゆっくりと体を起こしてアキラを見据えた
「…………【痛み】、あるかな…?」
「……はい、多少…」
アキラはマオから少し離れた場所に座り
マオはアキラから視線を外した
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