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男――アキラの手が優しく少年の頭を撫でる
落ち着いたのか少年の呼吸に乱れは無くなっていた
「…………辛い思いをさせてしまったね……」
申し訳なさそうな表情をするとアキラはそっと少年の顔に手を翳した
「………せめて、眠っている間は安らかに……」
翳していた退かし軽く額へ口付けるとアキラは部屋から出ていった
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