決意

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「何でだ…。貴様らは…」 「何故こんなことができるんだーっ!」 敵に対してではなく、己の無力さに腹が立った。 (力…、力が欲しい…。表味噌たちを全滅させられるだけの力が…) ここにいても、もうどうしようもないことは分かっている。源一は、虚ろな目をしたまま立ち上がった。 (俺は…、絶対力を得て…) (必ず帰ってくる!) 源一の目は、もう死んでいなかった。
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