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騒ぎ立てる中ディレンが席を立つ
酒に弱いディレンはフラフラになっていた
ディレン
「すいません…僕はそろそろ…ウイッ」
ジウ
「おぅ…まらら…
まらのむろ…」
そこへディフェンダー隊の1人マイケル…通称マイクがジウを止めに入る
それと言うのもジウを止める役のマライアが完全に出来上がっていたからだ
隣に座る保全課の人にお色気ムンムンで迫っては本気になった途端相手をぶっ飛ばすと言う行為を続けている
マイク
「まぁまぁ…ディレンも配属そうそう仕事も多いし…今日はこの辺で…」
ジウの体にはいつの間にかバスタオルが巻きついていた
おそらくこうなる事を予想していたマライアが用意していたのだろう
ジウ
「ほう…そほか…仕事なのら♪にゃはははは♪いっれこいいっれこい♪がはは…は…グ~」
ジウはその場で寝込んでしまった
股をおっぴろげながら…
それを目をそらしながら、そっと閉じるマイク
ジウ達から解放されたディレンは酔っ払ったまま第三ドッグへ向かった
ディレン
「あぁ…早くガディスの…うっぷ…データを取らなくては…しかし、こんな所警視に見られたら大目玉だな
保全課はともかくニ課は…」
ふらつく足元をよそに長い廊下を歩いて行く
しかし、しばらく進んでもドッグにはなかなかつかない
ディレンはだんだん不安になってきた
ふと気が付くと艦内の独房へと着いていた
ディレン
「あれ!?ここは…」
独房の監視官が立ち上がりディレンに敬礼をする
監視官
「これはディレン巡査!何事ですか?」
壁に寄りかかり力無く座り込むディレン
ディレン
「いや…あの…」
監視官
「かなりお酒を飲まれてますね?…はぁあの二人か犯人は…」
ディレン
「いや…ちょっとあの積み荷の事で…」
監視官
「ああ…密航者に話を聞きたいのですね
しかし、酔っておられる」
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