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ライ「お前ならできる…」
エレキ「過大評価しすぎです。
というか、それ以前の問題です。」
ライ「じゃ、頼むぞ…」
だめだっ!
話をまったく聞いてくれないっ!
そう言い残して、彼はさっさと退散していった…
エレキ「どうしよう…この状況…」
もう色んな意味で
オレは倒れている少女を見つめる。
純白のワンピースが血で汚れている。
ライがしてくれた包帯からも血が少しにじんできている。
とても放ってける状態ではない
エレキ「この状態で見捨てたら、オレ完全に悪者だしなぁ…」
最初からわかっていたが選択肢は一つしかないか…
オレは諦めてこの少女を運ぶことにした。
お姫様抱っこみたいに抱き抱える
エレキ(…軽いな)
オレは彼女の重さを感じながら歩いていった。
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