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エレキ「なんかよくわからんがお前がそんな顔をすると無性に蹴りたくなるな」
雷光神「なんかお前今回俺への扱い酷くないか?
…まぁ、いいが」
いや、そこは良くないだろ…
…オレが言うのもなんだが
雷光神「俺の目的はお前を入口から引き離すことだった。」
なんか語りだした
雷光神「何故かわかるか?」
エレキ「…どういうことだ?」
あれ?
そういえばユウはどこだ?
…まさか
オレが振り向くとそこには
忍び足でオレの部屋に侵入しようとしているユウの姿が…!
エレキ「…」
ユウ「…」
エレキ「………」
ユウ「……みぃ?」
エレキ「どう頑張って誤魔化そうとしても無理です。」
…許しそうにはなったが
ユウ「うわぁ!」
ユウは逃げ出した!
オレの部屋に…
エレキ「って、意地でも侵入しようとすんな!」
慌てて追いかけるがさすがに間に合わない。
そして、ユウがついに部屋に入ってしまった…
部屋に入ると視線がベッドで固定されて硬直しているユウがいた
雷光神「エレキの知られたくない秘密ってなんだ!?」
後ろからバカも入って来た。
オレを押し退けてユウに駆け寄る
雷光神「…ん?どうしたユウ?」
ユウの様子がおかしいことに気付いた雷光神はユウの目線を追っていき、
“それ”を見た後、口と目をあんぐりと開けて実に面白い顔をしてくれている。
エレキ「はぁ~…」
オレは諦めのため息を出す。
ここで追い返しても手遅れだし…どうやって説明するか…?
先に口を開いたのはユウだった
ユウ「…誰?」
誰もが思うのその疑問に答えられたら良いのだが、残念ながらオレもその疑問を投げ掛ける側の人間だ
だからオレは正直に話すことにした…。
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