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水樹の加速のせいか、あっという間に彼女の巣(家)に到着した。
『うわぁ、スゲェ!良い眺めだなぁ』
慶は感嘆の声をあげた。
……が、すぐにそれどころでなくなった。
『う、う~、さ、寒い…』
慶はブルブルと震えた。
まぁ、それもそのはず、彼女の巣のある場所は東京タワーまでとはいかないがエッフェル塔位の木にくっついているのである。
『慶、中に入ったら?そこは少し寒いよ』
『わ、わかった』
少しどころじゃねーよ、この寒さは!と 心でつぶやき慶は返事をして中に入った。
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