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『ちょ、ちょっと!俺はそういうつもりで言ったんじゃ……』
『だーめ、もう決めちゃった』
てへっ、と水樹は茶目っ気たっぷりな顔して言った。
そうこうしている間に何やら外から
バサッ、バサッ
ガタンッ
『み、水樹、何か音が…』
『誰か来たみたいね。』
まったく、良いところだったのになぁ…、と言いながら水樹は外に出た。
すると外から声が聞こえる。
『何かあったの?』
『何かあったの?…じゃないわよっ、水樹!大変なの!いきなりメスが空から降ってきて見た目も何属性か分からないし、とにかく来てよ!』
『……それって、まさか…』
水樹は頭にピーンときた。どうしてかって?
答えは簡単、同じような人物がココにも一人居るからだ。
水樹は急いで家に入り慶に言った。
『慶!いくよ!』
『へ?ドコに?』
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