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『でも、もし慶に何かあったら…』
『心配するな。ココはまだフォレスト・シティだ。オスは貴重だ。攻撃はしないだろう………今はそんな事より』
『何よ』
『ほら、でてきた』
『げっ』
さっきの黄色と黒の模様をしたのがたくさん森から出てきた。
『慶、無事でいてね…』
水樹はそう言って急いでその場を離れた。
一方その頃慶は……
『助かった、ありがとう。』
『………』
『あ、あの。君は?』
慶を助けてくれた?自分を持っている女の子に尋ねた。
『うるさい!助けたつもりはない、この侵入者め!』
『へ?ち、違うよ!』
慶は必死に弁解したが
『言い訳は牢でたっぷり聞いてあげるから黙ってて!』
『そんな…』
(ど、どうしよう…まだ何も手がかりをつかめずこんなところでゲームオーバーかよ…)
いきなりピンチの慶はそう思い嘆きながらながらオオスズメバチの擬人化娘に森の中へと連れていかれたのであった。
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