身近にいた神

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??「誰だと言われても名前がねぇからなぁ。」 烈牙「名前がない……もしかしてあんた神か!?」 ??「ま、しいて言えばお前についてる神かな。」 烈牙「………………………」 ??「ん、どうした?」 烈牙「神様って言うからもっと俺様野郎かと思って……。」 ??「あははははは!」 烈牙「な、何がおかしぃんだ!?」 ??「ぃやぃや、それよりもはやく俺の名前をつけてくれよ。」 (この物語にでてくる神は名前がない。永遠の証を与えられる主人に名前をつけてもらえる事で真の姿を現す事が出きる。つまり名前がないと言うことは実体もないということだ。) 烈牙「あんたの属性は?」 ??「それを聞いてどうする?」 烈牙「どうする?って名前をつけるんだよ。」 ??「いいだろう。教えてやる!!俺の属性は風だ。空や風を自由に操り、空を優雅に舞うことが出きる。」 烈牙「風か。性別は?」 ??「性別??神にそんなものはないぞ。」 烈牙「お前には翼があるのか?」 ??「もちろん。」 烈牙「よし、決めた!鳥の様に空を優雅に舞うことが出きる神…………そして俺についてる。お前の名前は烈風『れっぷう』だ!」 ??「『烈風』か。よい。気に入ったぜ!主人、呪文を唱えろ!」 『我は紫藤烈牙。風の神よ、我が元にいざ、参られん!鳥の様に舞え、烈風!召還!!』
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