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ねぇ直くんそんな事あり得ないよ………
一生一緒になんて………
でもありがとう
『ホントだねぇ直くんと一生一緒に居られる』
私はギュ~っと直くんにしがみ着いた
「加代子ずっと一緒に居ような」
『ん?何?』
何だよ聞こえてないのか(汗)
「何でもないよ」
ホントはちゃんと聞こえてたよ直くん……
うん…離れるまでずっと一緒に居ようね
直くんのマンションに着き荷物を持って部屋に上がる
「よいしょっ…はぁ重かったぁハァ」
『直くんおじさんくさいよ(笑)』
「だっておじさんだもん何今更言っちゃってるのぉ」
『あはは開き直ってるし(笑)さぁ私は煮しめと年越し蕎麦の準備するから直くんは大掃除してね』
「う~俺一人で大掃除ぃ?」
直くん何故か拗ねてるんだけど…
何故拗ねる?
『いや…何で拗ねてるの?!』
「だって加代子と離れるの寂しいなぁ…って」
『………………』
「加代子?何で赤くなってるの?」
そう直くんの言った通り私の顔は赤くなってます(汗)
いや何でって好きな人にそんな事言われたら照れますよ?!兄さん(笑)
『わ、分かったじゃぁお節作り終えたら一緒に掃除しよ?……ねっ』
ぱぁっと直くんの顔が明るくなった
「うん!じゃぁ俺が先に終わったら加代子の方手伝いに来るから」
ピュ~っと効果音を着けたくなるような速さで直くんは自分の部屋に行き掃除を始めた
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