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首元にナイフが突き付けられていて
リクトは抵抗しようにも出来ない状態だ。
「…」
蛇炎もリクトが劣りになっているので手も足も出ない。
蛇炎はリクトが何よりも大切。
リクトは蛇炎にとって特別な存在
蛇炎だけではない…
この次元の世界にとっても大切な…特別な人物なのだ。
「隊長!こいつ蛇炎連れてるぜ…こいつがあれだろ?」
「…!!…この学校の生徒だったのか…」
隊長と呼ばれた男はにたりと顔を緩ませた。
「…なんだよ…あれって…」
リクトは理解不能の言葉に悩んでいる。
蛇炎はその光景をただただ見守っていた。
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