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街は無惨にもボロボロ…
黒こげになった家
未だに立ち上る炎。
改めて炎は壊すしかない…
消すしかできない事が分かった
「実家って何処にあるの?」
リクトの質問に一瞬考えてから無表情で
「地下」
と、言い切った。
…路地裏に来るとレンガの壁に行き当たった。
「行き止まりじゃ…」
リクトの言葉を遮るかのようにレンガの一つを№02が押した。
すると──カコン──…と音を立てて壁から小さな扉が現れた。
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