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その次いでにと№02が囁く。
「お前の祖父の名は…
ハバイン・サファイル…だ。」
「それって…この街の創設者…の…?」
目を見開いてリクトは尋ねると…№02は静かに頷く。
「俺の姓って…」
「リクト・サファイルに決まっているじゃないですか…」
リクトはぽかーんと口を開いていて、魂が飛び出している。
そんなリクトに№02は苦笑して背中をポンと、軽く叩いた。
「前に進みましょう…」
叩かれた衝撃と№02の声で我に返り№02の後に続いた。
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