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給食を持って席に着き早速食べ始めるリクト。
その姿をチラチラと見る先生。
「見てんじゃねーよ」
眉間にしわを寄せ鋭い眼差しを送るリクト…
「あんなの無視しろリクト」
「判りました。」
納得していないように渋々頷くリクトに蛇炎は笑いながら見ていた。
「世の中も今戦争だしね」
ボソリとリクトは呟きデザートを頬張る。
「そうだな…」
蛇炎は静かに唸った。
このカラクリの街にはまだ軍の手も伸ばされていないが…
次期に火の海だろう。
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