意味不詞集

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「ケドンパイヤ」       彼はこの見慣れた道の中     ケドンパイヤを見つけた     ケドンパイヤはとても小さく     とても冷たく     小刻みに震えていて     淋しく遠くを見つめていた     彼はケドンパイヤを拾い上げ     湖の中へ投げ飛ばした     これは夢への第一歩で     真っすぐ生きることを堅く志した     彼は今でも思ってる     「ケドンパイヤは俺そのものだ」と……       幼い僕はその話を聞いて     彼の人生は何かすごいなって思った     と同時に     ケドンパイヤって何なんだろうって思った
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