ピードと光

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  ヴァ「私の、名前の件なんだがな?」 光「岡田哲郎ですか?」 ヴァ「いや、それは適当なんだ」 光「ハハハハハ! 殺しますよ? 三段階」 ヴァ「ま、待ってくれ。落ち着いて。ほら、チェーンソーなんかしまって」 光「持ってませんよ! なんで僕いきなり犯罪者キャラになってるんですか」 ヴァ「いいから、聞いてくれ。私はヴァンパイアだということは、もう信じたな?」 光「……いいでしょう」 ヴァ「私はこの前、ヴァンパイアの国で散歩してたんだ。そしたら落ちた。ここに」 光「はい」 ヴァ「その時の弾みで、名前を忘れてしまったのだ。そこで私は名前を考えた。スピードが速いからスピードをもじってピード。カッコイイだろう!」 光「星が綺麗だ」 ヴァ「聞いてなーーーい! そして星は出ていなーい!!」 光「うるさいです」 ヴァ「ご、ごめん……」
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