ヴァンパイアと学校

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  雨水「光、起きろ!」 光「ん~。今日は日曜だからもう少し寝るよ」 雨水「光、オイ! 光!!」 光「分かったよ。揺するなって……。あれ?」 雨水「おはよう光君。やっと夢から覚めたかい? 分からない時は顔を叩いて痛みがアブラムシッ!」 光「叩かれてアブラムシって言わないでください」 雨水「うぅ……痛い」 光「なら夢から覚めてますね」 雨水「いや痛いのは私だからお前には関係ないと思うんだが……」 光「そうですか。ならいっそのこと車椅子に轢かれて死んで下さいよ」 雨水「なんで!? いろいろ無理だよ!」 光「ハァ……。あなた、何でここに居るんですか?」 雨水「フッフッフ、日曜日に学校がやってない事ぐらい分かるわ!」 光「貴方ヴァンパイアじゃないんですか?」 雨水「ほ、本当は今日学校に行ってみたんだよ。そしたら誰も居なくて……なんか涙出てきて……」 光「何時に行ったか知りませんが、まあ良いです。問題は、なぜ貴方が僕の家に来たかですよ」
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