赤頭巾

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昔…昔ある所に… 赤頭巾と謂う人が居ました その人は… 女の子ではありません 赤い髪をした… 男の子でした その男の子は 赤い髪をして居るので 何時も皆から… “赤頭巾”と呼ばれていました その男の子の名前は “赤砂のサソリ”と謂う 男の子でした サソリは何時も何時も… 部屋に籠り… 傀儡をいじったり、 オナニーをしたりして毎日毎日 そんな生活をして居ました ザッと謂ってしまえば… かなりの変態でした そんなある日… サソリはおばさんの家に行かなくてはならなくなりました 『チッ…何で俺があんな糞婆の家に行かないと行けねぇんだよ』 サソリはかなり口が悪い 男の子でした 婆と謂うのは… チヨバァの事で… そのおばさんは此処から 山を3つ越えなければいけませんでした 『お願いします… サソリさん…』 無理矢理… 行かされたサソリでした 『チッ…この鮫が 帰って来たら憶えてろ』 そんな訳でサソリは 渋々…おばさんの家に 向かいました 『あの婆の家… かなり遠いのによ… タク…あの鮫遣ろう 全く…ムカつくぜ』 そんな事を謂ってる間に もう…辺りは夕方に なってしまいました 『チッ…もう夕方かよ 速え…あの穴の中で寝るか』 サソリは森の奥深くの 洞窟の中で一晩越える事に しました
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