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「どうしてここに?って感じの顔してるわね……亮太もここにいるなら理解できるでしょ?」
要するに、有里も魔力適性審査に引っかかったのか……何てこったい!
「それにしても意外だわ。亮太に魔法の才能があるなんて」
ああ、僕もビックリだよ――いろんな意味でな。
「でも嬉しいわ。また亮太をいじれるんだから……」
今、少し笑ったよな?やっぱりこいつ、僕を苛めて楽しんでやがる!
「おほん……」
僕はわざとらしく咳払いをした。理由はただ一つ。
「有里、そろそろ僕の脚を解放してくれないかな?」
有里がずっと踏み続けている僕の脚……痛くて仕方ないんだよぉ!
「あら、忘れてたわ。」
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