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「もう嫌だぁぁぁ!勘弁してくれぇぇぇぇ!!」
悲痛の叫びを僕はあげた。
これで何回目だろう。
僕はもうかれこれ30分程泣きながら、とある森林を逃げ回っている。
何故かって?
それは、僕の二倍以上はありそうな獣に追っかけられてるからだ。
そいつは、腹を空かせているからだろうか?
時折腹を鳴らし、貪欲に僕を狙ってくる。
二時間位前までの僕は、曲がりなりにも青春その物の高校生活をそれなりに期待していたのに……
「僕の人生は一体何処から間違ったんだぁぁぁ!!」
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