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その時後ろから…。
「大丈夫?」
振り返るとそこには女の子が立っていた。
ツインテールで綺麗な緑色の…髪…。
レイはしばらく見惚れた。
「あ…あの…大丈夫?」
レイ「あ、うんι大丈夫…デス」
「良かった。こんなとこを武器無しで歩き回るのは危険だょ」
レイ「し、仕方ねぇだろ。俺此処が何処だかわからねぇんだから」
その何気ない一言だが少女は不振に思った。
「わからない…?」
レイ「あ…あぁ」
「記憶喪失?」
レイ「違うと思う。前の記憶はあるし」
レイはそっぽを向きながら答える。
少女は少し考える素振りをみせ。
「なら、私に付いて来て。この近くに街があるから…そこで詳しい話は聞くわ。あなた…行く場所もないんでしょ?」
レイ「ま…まぁ…ι」
「一人で行くとまたモンスターに狙われるわ」
レイ「そ…それは勘弁ι」
「なら行きましょう」
少女は勝手に決め、街の方へ進み始めた。納得いかないが行く宛も無いからレイもその後に続く。
「あ、自己紹介がまだだったね。私はユイン・アルベルト」
が…外人?ι
レイ「お…俺はひいら…じゃなくて………レイ・タスリンだょ」
ユイン「レイ…ね。よろしくね」
レイ「こ…こちらこそ…」
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